<プレイグラウンド・セーフティー・ネットワーク(PSN)事務局>委託

PSN とは?

1995年にアメリカで開催された第1回「遊び場安全国際会議」をきっかけに、世界的な遊びの価値と安全の問題に関する意識の高まりに呼応。遊び場の抱えるさまざま課題に対し、関係者および保護者のネットワークによる関連情報の収集や問題の解決を目指す有志が集まって、1996年に発足した任意団体です。

PSNの概要

  • 名称:プレイグラウンド・セーフティー・ネットワーク
    Playground Safety Network 通称:PSN
  • 設立: 1996年12月
  •  事務局:2016年4月より
         〒617-0002 向日市寺戸町飛龍11-10 株式会社cheerコーポレーション内
  • 組織目的:
    楽しく安全な遊び場の提供によって、子どもの健全育成と豊かなコミュニティの実現をめざす
  • ミッション:
    「遊びの価値」を損なわず、楽しく安全な遊び場をつくるための調査研究、安全教育・啓発活動に取り組む

活動内容

1)国内外の情報収集と提供(情報活動)

2)国内外の人的交流(ネットワーク活動)

3)講演会・セミナーの企画・開催(教育活動)

4)遊び場に関する調査・研究の実施(研究活動)

会員

PSNの主旨にご賛同する学生・個人・団体・その他

代表   大坪龍太

副代表  早川大

事務局  松野敬子

★大坪龍太(おおつぼ・りゅうた)

 ニューヨーク大学大学院余暇研究学研究科修士課程、法政大学大学院経営学研究科修士課程修了。

 1989年から2年間、ニューヨーク大学大学院で、米国で遊具の安全規準づくりの中心的役割を果たしたフランシス・ウォーレック教授に師事し、遊び場のマネジメントや危機管理を研究。1995年と1999年に米国で開催された2度の国際遊び場安全会議(Playground Saefty An International Conference )に出席し、第2回同会議では、日本の遊び場に関して研究発表した唯一の日本人である。

 2002年に誕生した国土交通省による「都市公園における遊具の安全確保に関する指針」の制定に際しては、海外安全規準の実情を知る研究者として検討会のメンバーとなっている。

 PENを拠点とし、多くの著書や研究論文を発表している。

【主な著作】

-論文-

「21世紀における安全な遊び場・公園とは何か:世界の遊び場における安全対策の動向と将来の展望」(1999)、PSN

「公園における遊具の安全性と遊びの価値をめぐる考察–リスク・マネジメントの導入について 」(2000)、 『公園緑地』 60 巻。

「ニューヨークの公園における安全・防犯対策の実態–リスクマネジメントによる3つの視点」(2002) 『公園緑地』 63 巻。

「楽しく安全な遊び場づくりに向けた安全基準の導入を」 『現代の公園 抜粋版』(2003) 24 巻。

-共著論文-

大坪龍太・荻須隆雄「欧米主要国における遊び場安全対策の歴史と動向–第1・2回国際遊び場安全会議報告」(2000) 『児童研究』 79 巻。

大坪龍太・仙田考「子どもの遊び場におけるリスクの効用に関する調査研究のための基礎的整理」(2005) 『こども環境学研究』 1 巻。

-共著-

『もっと自由な遊び場を』(1998)大月書店。

『遊び場の安全ハンドブック』(2004) 玉川大学出版部 。


★早川 大(はやかわ・はじめ)

通称ゼン(善)
防災団体 Bousaring 代表

【最近の防災・減災活動】

①防災マニュアル作成支援

②自治会などの地域防災活動支援(年間を通して)

③防災・減災イベント活動支援(子ども・保護者・地域向け)

④防災・減災ワークショップ(クロスロード・DIG・HUG等)

⑤災害時の応急手当て講習(各種⇒団体・自治会・お母さん向け)

⑥特別支援学校の防災活動支援

⑦災害時のVC運営支援

危機管理業務を行っていた会社に所属した後、そこで学んだ危機管理の重要性を広く伝えようと思い、2003年より、防犯・防災の活動を始める。特に、コンセプトを「子どもの目線を大切にした訓練」とした子ども向けの防災訓練プログラムを作成している。


★松野敬子(まつの・けいこ)

関西大学大学院社会安全研究科防災・減災専攻、博士課程後期課程修了、博士(学術)号取得。

2016年より、神戸常磐大学教育学部こども教育学科非常勤講師

1997年頃から、箱ブランコの重大事故の多発を疑問視し、安全規準の必要性を訴えてきた。2002年の国土交通省の「都市公園における遊具の安全確保に関する指針」の制定に際しては、超党派の国会議員の議員連盟を市民の立場から参加した。

2010年、関西大学に新設された社会安全学部、及び社会安全研究科の、「社会を安心・安全のキーワードで切る」という理念に共感したため、修士課程に入学し、遊び場のリスクマネジメントをテーマに学術研究を行ってきた。2015年、博士号取得。

また、子どものいじめ、虐待、犯罪行為などの防止教育プログラムCAP(Child Assault Prevention/子どもへの暴力防止)の認定ファシリテーター、親学習プログラム(トリプルP前向き子育てプログラム認定ファシリテーター、SATRペアレンティング認定ファシリテーター)など、子どもや親を対象としたプログラムを実施してきた。

【主な著作】

-論文-

「遊具のリスクマネジメントの在り方」(2011)ソーシャル・リスクマネジメント学会会報「実践危機管理」第23号

「ソーシャル・リスクマネジメントの観点から見た遊び場の安全」(2011)日本リスクネジメント学会 「危機と管理」第42号

日本の遊び場の安全対策の変遷と課題」(2011)関西大学社会安全研究科紀要「社会安全研究」創刊号

遊具の安全規準におけるリスクとハザードの定義に関する一考察」(2013)関西大学社会安全研究科紀要「社会安全研究」No,3

「子どもの事故防止とリスクマネジメントに関する一考察」(2013)日本リスクネジメント学会「危機管理」第44号。

「京都市の公園における遊具事故の実態と事故防止対策に関する一考察」『小児保健研究』第74巻第3号。

―雑誌―

「安全ブランコに殺される」(1999)『週刊金曜日』第7巻第24号(第5回「週刊金曜日ルポルタージュ大賞」佳作)

「箱ブランコ裁判5年間の軌跡」(2002)『論座』2002年10月号。

「遊具の安全規準から見えてくること」(2012)『ちいさい おおきい よわい つよい』No.91。

-著書  共著-

松野敬子・山本恵梨『遊び場の事故防止マニュアル』(2006)かもがわ出版。

-単著-

『子どもの遊び場のリスクマネジメント』(2015)ミネルヴァ書房。

PSNの活動履歴

1995年

  • 「第1回国際遊び場安全会議」への招聘参加 
  • 日本レクレーション協会「ニュースレター」・「IPA総会」で呼び掛け

 1996年

  • 「公園フォーラム(ニフティ)」で呼びかけ
  • 「設立記念講演会(環境緑化新聞)」の開催

1997年

  • 「遊びの価値と安全を考える会」の設立
  • 「日本児童安全学会」で発表
  • 「リスクとハザードを考えるワークショップ(世田谷プレーパーク)」の共催
  • 「遊びの価値と安全を考えるシンポジウム(テレコムセンター)」共催
  • 「あそび場における事故の全国調査」受託
  • 全米遊び場安全機構「遊び場安全管理者講習会」修了

1998年

  • 「遊び場におけるリスクマネジメント」講演
  • 「もっと自由な遊び場を(大月出版)」出版
  • 「PSN版:遊び場安全管理者養成連続セミナー」

1999年

  • 「日本児童安全学会」での発表
  • 日本公園施設業協会北海道支部研修会で講演
  • 「21世紀プロジェクト:研究会&セミナー」開始
  • 「遊び場安全規準のグローバルスタンダードに向けて」セミナー開催
  • 「第2回国際遊び場安全会議」への招聘参加
  • 「日本児童育成学会」で発表
  • 宮城県公園行政関係者研修会で講演

2000年

  • 「21世紀の遊び場づくりへの提言」講演会
  • 21世紀プロジェクト研究委会(日本財団助成事業)発足
  • 建設省「遊具の安全に関する研究会」への参加
  • 欧州規格現地実態調査実施
  • 英国安全指針・EN規格講演会

2001年

  • 「遊び場のガイドライン」発行
  • 欧州安全規準を中心とする国内安全基準勉強会開催
  • 全国母親クラブ連絡協議会『遊び場の遊具の点検および事故防止活動研究』に参画
  • 「楽しく安全な遊び場づくり」のためのセミナー事業開始